040109 あけてます。

いつの間にか年も明けまして。

私はもう５日から学校でしたが。
体調を完全に壊しまして。
それでも学校に行っていたら（テストが近いからねえ）
さらに風邪まで引いてさいあくーです。

最近は服をつくって、後はいろいろ小説や詩を書いてます。

今日、ちょっと気に入る詩が書けたので載せてみます。

 

徒歩ですこし、次までには。

気に入っていた本はいつの間にか薄汚れて
気付けば本棚の片隅に。
飼っていたハムスターが
子供を産んでしばらくして死んだ。
仲が良かったはずのあの子ですら
今は年賀状で消息を確かめあうくらいに。
涙を流すことさえ知らず
環状線の始発電車で
ぼおっとしてたら夜が明けた。

右足と左足を交互に出すように
全てのことに次はやってくる。
目的地を教えて欲しいのだけど
ここではみんなばらばらの方を指さすので解らない。
何処が解らないのか言ってくれれば
それを教えるよと人は言うけれど
何処が解らないのかが、僕には一番解らないのだ。

全ての人に次はやってくる。
僕にも多分次はやってくる。

けれどそんな先のことは実は解らないのだ
そう信じなければ生きていけないだけで。
僕は虚無を抱えて瞬きをする
そうしてゆっくりと孤独を踏みしめながら歩く。
けなされても馬鹿にされても。
百年前の詩人のような狂気も、きれいな空も
五十年前の詩人のような純粋さも、きれいな心も
僕にはないけれども、

どうか肯定して下さい。