diary

　服を作った。あと母の買い物に付いていき服を買って貰った。細かい蜘蛛の巣の柄のシャツである。なかなかに可愛い。

　塾で、小論文の練習をする。設定時間より短いとはいえ、なかなか上手くまとまらず宿題となってしまう。多分、パソコンで文章を書くことに慣れすぎているのだろう。危険な兆候である。

　此処は一つ、ほぼ日の「大人のための小論文講座」でも読んで、気分一新頑張るか、などと思えども前からランケーブルが壊れているので無理。仕方ないのでテレビを見て寝る。

　一週間ぐらいずっと同じCDを聞いている、我ながらばかッぽいと思うが案外良かったんだ、マントと白塗りが・・・。

　B-PASSという音楽雑誌があって、そこに何ヶ月か前、何故か第１４帝國という劇団（音楽雑誌なのに）の主催者、楠本柊生氏が連載をはじめた。主催と言っても脚本演出主役をこなす、まあスゴイ人。そしてマントを付けている。
　そしてこの劇団も変わりモノで、同じ設定による別の話をもう20数回も公演している。連載物の漫画を想像して貰うと分かりやすい、先月と今月はキャラクタや設定は一緒だけど別の話をするだろう、アレだ。しかもその中にギャグだとかシリアスだとか良く分からないコーナーとか満載。
　ちなみにやっているのは唯物論をもっと突き詰めたような「幻創論」という思考が世界の基盤になっている精神世界（ちなみに私たちのこの世界を物質世界と呼ぶ）における第１４帝國、と言う国の軍隊のお話。さっき書いた人はこの中で「元帥」と呼ばれTOPの地位にある。
　軍隊のお話なので、劇団の人は全員軍服で、しかも男ばかり。ビジュアル系好きな一部の女子に大受け中。

　ちなみに上の説明ですと微妙に右っぽいがどちらかというと笑いがメインなので大丈夫です。

　で、その連載なのだけど、その人と、もう一人誰か一般から公募して全国芝居のツアーをしよう、という内容で。そこに応募してきたのが白塗り、ことグルグル映畫館（バンド）の天野鳶丸氏。

　そこから紆余曲折を経て、曲があったからなんていう山登りみたいな理由でCDが発売された。こんな変な人たちが嫌いじゃない犬宮はもちろん発売日に買ってきた。インストアイベントの整理券も貰ってしまった、こ、こわいよう。
　ところでまず一曲目が20分近くあるよ！
　MDに落として聞いたのだが、その残り秒数を見てまず唖然。

（以下CDを買うつもりで買ってない人には見えない魔法のインク。
そんな人ウチにきてないに３万ゼニー）

結局これはドラマでした。落ちがあのソビエトのライカ犬の話で、それがわかったとたん大好きになってしまう。
　他にも教育TVっぽい曲有ぃの、タンゴッぽい曲やら、昔なつかしヴィ系ソングなど非常に幅広めの楽曲達。「似非」の臭いが好きな僕は今日も延々とリピートし続けるのでした・・・。

　我ながら、ばかだなー。
　あ、あと今月号の連載、北の国からに引っかけて遺言をお二人が書いていらっしゃるのですが、なんか天野氏の方がまるで恋人に当てた文のようで、微妙に恥ずかしいのです。そして棺桶にはドーランとダイエースプレー（昔のヴィジュアル系必須だった、髪を立てるスプレー）を入れて欲しいそうです。

　一寸笑いました。だいえーすぷれー・・・

　今日は休み。文化祭の振り替えだ。
　久しぶりに寝坊をした家人は全員出ていった。僕だけがゆっくりと幸せだ。

　髪を切りに行こう、と前々から思っていたので行きつけの美容院へ、好きだった美容師さんが居なくなってしまうと言うので指名はその人。生まれて初めて美容師さんを指名した。
　ゴルチェとブランキーをこよなく愛する格好いいひとだったのに。
　彼女は英国に行くらしい。
　とても格好良くカットして貰ったので、何かに残しておきたくて、おばかな方のデジカメを出してきてみて、自分で自分を撮ってみた。
　結局、肝心要の頭が切れていた・・・。のでいじってみて、原型をなくしてみた。写真は嘘つきだ、世の雑誌などの嘘つき具合も分かるというもの。

載せてみる。誰だチミはー！
でも丸いな・・・。

美容院から病院に行き（洒落みたい）戻ってきてみると良い時間だった、先日のベトナムうどん（米）を引っぱり出してきて、作ってみる、カメラを出していたので、ついでに取ってみる。

　どうもデジカメがばかでいけないが、底の深い器にうどんが入っている。緑色なのはカイワレ、まんなかの濃い緑は付いてきた香辛料みたいなモノ。乾燥パセリみたい。硝子のコップの中身は、緑茶。

　そのあと「プロジェクトX　大学行けるかな編」の下準備をする。
　分かりやすく言うと、服を作ったという事なのだけど。そのうちまるごとUPします、出来たら見てみてくださいな。
　いつの間にか４時間くらいたっていたので、遅めのお茶にすることに。調子に乗ってまた写真に撮ってみる。

　琥珀糖、と言うお菓子、色がまた凄い事に・・・。寒天に鬱金などで色を付けた物だ、と書いてあった本の言葉を信じて、何時か食べてみたいと思い続けて数年。やっと巡り会えたのに、原材料名には黄色３号赤色５号の文字が・・・。大人なんか嫌いだ。
　でも、なかなか美味しかったので、機会が有ればお勧め。鶴谷八幡。

　ちなみにこれは凄い色になっている飲み物の正体である。水出し用のティバック。やばいぐらいに色が出て何故かビタミン剤の味がする。

　K川さんは母の友人で、その旦那様は40前後の立派な大人だ、けれども模型という趣味を持っていて、そこだけだとまるで子供のような人である。

　母経由で噂を聞き及んでいたK川さんの家に潜入する機会がもてた。晴天の下自転車で一駅分、僕と、弟と母とでレッツゴゥ。夢の本拠地は一見普通の工場付きお宅だった。階段を上って玄関まで行く、笑顔で迎えてくれるK川おくさん。そこから更に階段を上る。まず大量の本、いわゆるホビージャパンとかそういうの。そして戦闘機（プラモ）数十体。数日前にタルホおじさんの本を読んでいたので一寸ドキドキする。

　K川ご主人は飛行機に色を塗っていた。弟に矢っ張り塗るならあれくらいきちんと塗りなさい。と言うといやがられる。

　他にも大量のガンプラ（実はこれが今回のメイン、弟が作っているのもこれ）を鑑賞したり、犬宮さんMacにメロるなどのアクシダンツもありつつ、最終的にはサンダーバード（糸が見えない！凄い！）を見ながら喋って（蘊蓄を聞かされて）帰ってきた。

　K川さんに、一家の中ではキミが一番オタクだと言われてしまったが、僕が好きなのは「格好いい」フィギアもしくはドールなんで、ソコントコご理解いただけないだろうか。おんぷちゃん（c）おじゃまじょドレミが一番なんて言いませよ。ていうかおんぷちゃんがどのこかもわからないのでそんなにさらりと言わないでくださいよ・・・。

　帰り道にあるダイエーに寄る。引っ越す前は時折行っていたけれど、今はさっぱり行かなくなってしまっていて、気が付けばおしゃれめな雑貨と服の店舗など入っている。立ち寄れば異様にみっしりデッドベアが並んでいて、一体これはどうしたことだろうか、などど思いながら見ていると、買いそびれたチャイナキャット（白黒柄のベア。デットベアと言うよりデットパンダ）が！あわあわ言いながら見ているとアメリカ（星条旗の模様）が！イースター（兎のかぶりもの）が！よだれを垂らさんばかりにチェックしていると店長とおぼしきおじさんにつかまってまた蘊蓄を聞かされる。曰くこの店と南船場の本店が西日本で一番の品揃えだそうだ。服も良かった。また行きたい。

　その後食品売場にて母の買い物に付き合う。インスタントのベトナム・フォーというビーフンの親玉みたいな麺が旨いという話だったので買い、夕食の食材を買い、キューピーが欲しかったので無理矢理マヨネーズを買わせる。あのトラッドのはなかなか良いモノだと思う。でも本当に欲しいのはパンクなんだよね。